軍隊でもものを言うのはお金のようです・・・・・

おるんたん「一等兵になりたかったら1000円払ってね♪」
クロ「いえっさー！！」


ｷﾗﾘｰﾝ

クロ「これで私はいちりゅうのぐんじんとして認められましたね！」
おるんたん「まだ先があるんだけど・・」
クロ「え？」
おるんたん「1500円」
クロ「・・・い、いえっさー！！！」


ｷﾗﾘｰﾝ

クロ「これで私は・・・・」
おるんたん「まだね、先がね・・・・」
クロ「え？」
おるんたん「年末限定キャンペーンでね、今だけお得なんだけど・・・」
クロ「(。-｀ω´-)ンー・・・・・」
おるんたん「ほら、急がないとキャンペーン終わっちゃうよ？　後悔するよ？」
クロ「い、いえっさー！！！」


ｷﾗﾘｰﾝ

クロ「これで私も晴れて・・・」
おるんたん「ここまできたらさー・・・・」
クロ「え？」
おるんたん「行っちゃわないともったいないと思うよ、伍長昇進・・・」
クロ「ええ・・・」
おるんたん「伍長になったおかげでね、宝くじは当たったし、いい結婚相手は見つかったし
　　　　　　ダイエットに成功したし、肌年齢が若返ったし、しっぽが伸びたし・・・
　　　　　　そういう人多いんだよ？」
クロ「(。-｀ω´-)ンー・・・・・」
おるんたん「へー、君、ここまで来てやめちゃうんだ・・・意味ないことするなぁ・・・」
クロ「い、いえっさー・・・・・゜・(/Д`)・゜・」
おるんたん「よろしい」


ｷﾗ・・・・・・・・あれ？

おるんたん「ばかじゃないの。2500円払っただけで夢の伍長になれると思ってるの？」
クロ「は、はい・・・・・」

ということで、任務遂行のため都内某所へ。


やけに腰の低い軍曹殿の指示のもと・・・・



離れたところから雷を落とす簡単なお仕事・・・・・



クロ「ﾊｧﾊｧ・・・任務・・・・完了しました・・・これで・・・」
おるんたん「あのさー、軍人ってさー、上官の言うことは絶対なのよね」
クロ「え？」
おるんたん「だからさー、僕に忠誠を誓ってよ」
クロ「ヽ(#`Д´)ﾉこれでも喰らえ！！！！！」


おるんたん「いったぁ・・・いいのかなぁ・・・今まで払ったお金が水の泡に・・・」
クロ「あああ、ごめんなさいごめんなさい、私が間違っていました・・・」


ﾋﾞｼｯ

おるんたん「よろしい。じゃあ今後は僕のしもべとして働いてね♪」



ｷﾗﾘｰﾝ

(´；ω；｀)

こうして私はようやく伍長となれました。
一般兵の皆は、私に会ったら敬礼を忘れぬように・・・・・・